Recall.ai、シリーズAラウンドにて1,000万ドルの資金調達を実施

Image Credits: Recall.ai

Recall.ai、シリーズAラウンドにて1,000万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.05.16

YCが支援するRecall.aiは、仮想会議データを活用するための企業支援を行うため、シリーズAラウンドで1,000万ドルを調達した。
シリーズAラウンドは、Ridge Venturesをリードに、Industry Ventures、Y Combinator、IrregEx、Bungalow Capital、Hack VCなどの既存の投資家も参加した。これにより調達総額は1,200万ドルを超えた。

同社は、Google Meet、Microsoft Teams、Slack Huddles、Zoomなどの仮想会議プラットフォームからの生データにアクセスできる統一APIとインフラを構築している。このビデオとオーディオのデータを使用して、ユーザーはAIを活用した会議ボットやセールスコーチング、会議のメモ作成、デイリースタンドアップボットなどのアプリを開発できる。

Recall.aiは、新たに調達した資金を使用してチームを拡大し、より多くのデータソースとの統合を進める予定である。現在、2年前に設立されたスタートアップである同社は9人のスタッフを抱えており、今年末までに16人以上のチームに成長する予定である。
Recall.aiは、会話にAIを適用するための共通のインフラを提供することを目指しており、企業はこのインフラを利用して新しいAIパワードの製品や機能を迅速かつ効果的に展開できる。同社は、1時間あたりのオーディオとビデオの処理ごとに料金を請求し、APIを介して収益を得ている。2年未満で同社の年間収益はゼロから数百万ドルにまで成長し、300以上のエンタープライズ顧客を獲得している。

Recall.aiウェブサイト