FintechスタートアップForward、シードラウンドにて1,600万ドルの資金調達を実施

FintechスタートアップのForwardは、統合決済の未来をリードするためにStripeに立ち向かうためにシード資金として1,600万ドルを調達した。Commerce Ventures、Elefund、およびFiservがラウンドをリードした。

Forwardは、ソフトウェア会社が支払いプロバイダ業界から不利な取引をしているという認識から生まれた。Stripeなどの支払いプラットフォームは元々、オンラインの小売業者が簡単にクレジットカードを受け入れるために作られたものであったが、ソフトウェア会社が費用を負担している。

Forwardは、SaaS（Vertical SaaS）コミュニティ向けに支払いサービスを提供し、ソフトウェア会社が支払いプロバイダに支払っていた費用を節約できるようにする。Forwardは、プログラムの設計、技術的な統合、マーチャントの販売サポート、登録済み支払いファシリテータへの移行など、幅広いサービスを提供する。

Forwardは、2023年第4四半期から支払いを処理し、既に数百万の取引を行っている。また、Fiservとの戦略的なパートナーシップを結んでおり、Fiservは管理されたPayFacカテゴリに進出し、年間数十億ドルの支払い取引を処理している1,500以上のSaaS企業に対して、より迅速に製品を市場に提供することができる。

Forwardは、新たな資金を顧客と技術開発の観点で会社の能力を拡大するために使用する予定である。これには機械学習と人工知能も含まれる。

Forwardウェブサイト