Zendata、シードラウンドにて200万ドルの資金調達を実施

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Zendata、シードラウンドにて200万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.05.31

Zendataは、シードラウンドでPayPal Ventures、First-hand Alliance、Geek Ventures、Altari Venturesをリードとする200万ドルの資金調達を行い、ステルスモードからの登場を発表した。

同社は、データセキュリティ、AIガバナンス、およびプライバシーを統合的に管理することを目指している。Zendataのノーコードプラットフォームは、データ使用に関する包括的な洞察と制御を提供し、企業が情報に基づいた意思決定を行い、進化するデータプライバシーとAIガバナンスの規制に準拠し続けることを可能にする。

Zendataは、既にグローバル企業の公開面を保護し、モデルのプライバシーリスクを管理するなど、早期の顧客の成功を確保している。同社のノーコードアプローチは、迅速な実装、民主化されたアクセス、継続的なコンプライアンス、スケーラビリティ、集中管理を提供する。Zendataは、エンジニアリング組織(データクリエイター)とポリシー組織(データマネージャー)のギャップを埋め、AI採用の時代におけるCIO、CISO、CDOの役割の収束を図ることを目指している。

この資金調達は、プラットフォームの是正能力の開発と、ガバナンス、リスクおよびコンプライアンス(GRC)ソリューションと既存のプラットフォームとの統合の構築に使用される。

Zendataの参加するRace Capitalの厳選されたToplineプログラムにより、Databricksなどの企業をバックアップすることで、新たな成長と将来の資金調達の可能性が広がると期待されている。データ侵害が一般的になり、サイバー犯罪者がシステムとネットワークの脆弱性を悪用する中、Zendataのソリューションは、効果的なAIとデータリスク管理の成長する市場需要に対応することが期待されている。

Zendataは、透明かつ公正な消費者データの収集と利用を可能にし、善意のデータ信頼サイクルを作り出すことを目指している。

Zendataウェブサイト