Nium、シリーズEラウンドにて5,000万ドルの資金調達を実施

シンガポールのGICとTemasekが支援する決済スタートアップであるNiumは、シリーズEの資金調達で5,000万ドルを調達した。このラウンドにより、同社の評価額は調達後14億ドルとなった。この資金調達は、東南アジアの主権ファンドをリードに、Bond、NewView Capital、Tribe Capitalなどの新規投資家も参加した。

Niumは、この資金を活用して、B2B決済市場での成長計画を加速させるとともに、グローバルネットワークの拡大、製品イノベーション、M&A活動の可能性を追求する。また同社は、マーケットプレイス、SaaSプラットフォーム、旅行および金融機関に注力し、「決済が使命上重要な要素である」顧客に対応している。Niumによると、2023年の売上高は前年比で50%以上増加し、これは同社の焦点を絞った製品開発の成果とされている。

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