Storyblok、シリーズCラウンドにて8,000万ドルの資金調達を実施

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Storyblok、シリーズCラウンドにて8,000万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.04

オーストリアのリンツに拠点を置くスタートアップであるStoryblokは、非技術者を対象とした「ヘッドレス」コンセプトのコンテンツ管理システム(CMS)を提供している。

同社は、シリーズCラウンドにて8,000万ドルの資金調達を実施した。新たな投資家であるBrighton Park Capitalが、このシリーズCラウンドをリードしており、2022年に4700万ドルのシリーズBを調達した後の大規模な資金調達である。前回の投資家であるHV Capital、Mubadala Capital、3VC、そしてFirstminute CapitalもこのシリーズCラウンドに参加している。Storyblokはこれまでに1億3,800万ドルの資金調達を行っている。

Storyblokは、今回の資金を使って、ヨーロッパとアメリカでさらに展開し、新たな自動化とAIツールを取り入れる予定である。
その一環として、Storyblokは、Ideation Roomのベータ版を発表した。これは、AIを活用してコンテンツを改善し、活気づけるために、ユーザーが創造プロセスの初めに一緒に新しいアイデアを開発するためのStoryblok内の「共同作業スペース」として説明されている。Storyblokは現在240人のスタッフを抱えており、採用を拡大していく予定である。同社は評価額を公表していないが、2022年のラウンドでのユーザー数は74,000人から倍増し、202,000人になった。



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