Bem、シードラウンドにて370万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.06.06
AIデータインターフェース企業であるBemは、開発者が任意の入力を任意のデータ形式に変換するために使用できるAPIを提供している。Antonio BustamanteとUpal Sahaによって設立されたBemは、このミッションをサポートするために370万ドルのシード資金を調達した。このラウンドはUncork Capitalがリードし、Lookoutの創設者であるKevin Mahaffey、Roar Ventures、およびY CombinatorのGarry Tanなどのエンジェル投資家も参加した。
Bemは、エンジニアを対象としており、トレーニングや設定の必要がないため、使いやすいとされている。開発者は、情報を送信する前に希望するデータ形式やスキーマを指定するために、BemのAPIを使用することができる。
これにより、非構造化データを構造化データに変換することで、エンジニアリングチームにとっての負担を軽減することができる。Bemは、ロジスティクス、サプライチェーン、医療保険などの業界のソフトウェア企業と協力しており、そのユーザーに対して「変換-構造化サービス」を提供している。Bemのサービスは、まだプライベートベータ版であるが、数多くの企業がその利点に気付き始めている。
今回調達した資金は、Bemのプラットフォームのさらなる開発に活用される予定である。