産業メタバースプラットフォームを提供するDataMesh株式会社、資金調達を実施

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産業メタバースプラットフォームを提供するDataMesh株式会社、資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.14

産業メタバースプラットフォームを提供する企業DataMeshは、新たな戦略投資ラウンドで資金調達を完了した。このラウンドでは、KDDI Open Innovation Fund 3号(運営者:グローバル・ブレイン株式会社)と、DataMeshと業務提携を行っているファンドが参加した。また、既存株主であるSingtel傘下のSingtel Innov8も追加投資を行い、DataMeshの成長見通しに強い信頼を示している。本資金調達により、DataMeshはさらに産業メタバースプラットフォームの研究開発と市場展開を加速させ、特にXRとデジタルツイン技術の応用を推進し、産業分野のデジタル変革を進めていく。

DataMeshは、デジタルツイン、XR(拡張現実)、人工知能(AI)、IoTなどの技術を融合させ、先進的な工業メタバースプラットフォーム「FactVerse」の開発に注力している。FactVerseは、企業にデジタル化管理のためのソリューションを提供し、生産プロセスの最適化、業務効率の向上の実現を支援する。また、遠隔コラボレーション、トレーニング、メンテナンスなどの場面において革新的なソリューションを提供する。

DataMeshのXRアプリケーションは、主にファーストラインワーカーを対象とし、AR/VRなどの技術を用いてデジタルツインモデルを物理空間に重畳させ、設備の稼働状況をより直感的に理解できること、遠隔コラボレーションやトレーニングを行うことを支援し、作業効率と安全性の向上を図る。

さらに、FactVerseプラットフォームは強力なデジタルツインの中核基盤として、産業データと業務アプリケーションの間の壁を打ち破り、データの連動とシェアリングを実現し、企業により包括的かつ深い洞察と意思決定を支援する。現在、FactVerseは製造業、航空業、建設業、IDC、施設管理など、様々な業界で広く利用され、企業のデジタル変革を支援している。

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