データをリアルタイムのAPIに変換することを目指すTinybird、シリーズBにて3,000万ドルの資金調達を実施

Image Credits: Tinybird

データをリアルタイムのAPIに変換することを目指すTinybird、シリーズBにて3,000万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.17

Tinybirdは、データをリアルタイムのAPIに変換することを目指す企業で、最近3,000万ドルのシリーズBの資金調達を行った。新たな資金調達ラウンドでは、Baldertonがリード投資家として参加した。この資金調達により、Tinybirdはさらなる成長を目指し、リアルタイムデータプラットフォームとしての地位を確立するための取り組みを加速することができる。

Tinybirdは、大量のデータをリアルタイムで再利用するための製品を提供し、クライアントに対してリアルタイムの分析、個別化、スポーツギャンブル、在庫管理などの機能を提供している。Tinybirdの特徴的な点は、データパイプラインを必要とせず、データソースとTinybirdを接続するためのETL(Extract/Transform/Load)やELT(Extract/Load/Transform)プロセスを使用しないことである。また、Tinybirdは高速であり、短時間で膨大な量のデータを処理することができる。この製品は、ClickHouseというオープンソースの列指向データベースをベースに構築されている。

Tinybirdは、昨年の収益を3倍に増やし、Vercel、Canva、FanDuelなどの有名なクライアントと協業している。また、シリーズAラウンドで3700万ドル、シードラウンドで300万ドルの資金調達を行っている。

Tinybirdウェブサイト