ボストンを拠点とする食品テクノロジースタートアップTender Food、シリーズAラウンドにて1,100万ドルの資金調達を実施

ボストンを拠点とする食品テクノロジースタートアップのTender Foodは、既にボストン地域のファストフードチェーンであるClover Food Labとの契約を獲得し、さらにシリーズAラウンドで1,100万ドルを調達した。Rhapsody Venture Partnersがこのラウンドを主導し、Chris SaccaのLowercarbon CapitalやSafar Partnersなどの既存投資家、Claridge PartnersやNor'easter Venturesなどの新規投資家も参加した。

Tender Foodは、植物由来の代替肉を開発しており、牛のショートリブ、引き肉、鶏の胸肉、カニなどの商品を提供している。同社の技術は、植物性タンパク質繊維を綿菓子のように紡いで肉の形状を作り出すものであり、従来の代替肉製品に比べて味、食感、栄養、コストの面で優れているとしている。この資金調達は、新しいレストランの顧客への需要に応えるだけでなく、製品開発のためにも使用される予定である。

Tender Foodウェブサイト