APIスタートアップのAPIGen、プレシードラウンドにて50万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.06.23
APIスタートアップ企業のAPIGenは、50万ドルのプレシード投資をVarana Capitalから調達した。
APIGenは、自然な言語のプロンプトからカスタムAPIを構築するプラットフォームに取り組んでいる。たとえば、APIGenを使用することで、ウェブフロントエンドとデータベースを接続するAPIを簡単に要求できる。APIGenの創設者たちは、単なるデータのやり取りや単純なワークフロー機能を行う「アプリケーションプログラミングインターフェース」だけでなく、複数のタスクを実行できる複雑なカスタムAPIを作成したいと考えている。
APIGenは、ウェブアプリやデータベースに加えて、IoTデバイスも対象としている。例えば、顧客がエリアの周囲を飛び回り、画像をキャプチャし、別のアプリケーションが結果と対話できるAPIを要求する場合がある。別の例として、建物のセキュリティに顔認識を使用するAPIが挙げられる。確認済みの従業員の顔の写真データベースが作成された後、ユーザーはドアのカメラが到着するすべての人の顔をそのデータベースと照合し、ドアを開ける前に認識できるようにするAPIをAPIGenに要求できる。
APIGenはまだ非常に早い段階の企業である。また、APIの自動化に取り組む企業はAPIGenだけではない。SalesforceのMuleSoftや、RapidAPIなどの既存のスタートアップ、そしてクラウドの大手企業のほとんどもこの市場に取り組んでいる。APIGenはまだ最小限の実行可能製品を持っていないが、今月公開されるベータ版に向けて近づいている。