Salesforce環境のセキュリティを確保することに特化したスタートアップOdaseva、シリーズCラウンドにて5,400万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.06.27
Salesforce環境のセキュリティを確保することに特化したスタートアップ企業であるOdasevaは、シリーズCラウンドでSilver Lake Watermanをリードに5,400万ドルを調達した。この調達には、既存のバッカーであるF-Prime、Eight Roads、Serena Capitalに加えて、新たにEurazeoとCrescent Coveも参加している。これにより、Odasevaの総調達額は9,000万ドルに達した。
Odasevaは、Salesforceの元社員である創業者兼CEOのSovan Bin氏によって設立された。彼は、Salesforceの顧客であるSchneider Electricなどの大企業がSalesforceを使用する際にセキュリティを確保する方法を見つけるための支援を担当していた。彼はSalesforceに特化したソリューションを開発し、これが他の企業にも販売できるビジネスの可能性を見出し、Odasevaを設立した。Odasevaの製品は、データ保護、データセキュリティ、データアーカイブ、データコンプライアンスなどの領域で展開されている。同社は、100万人以上のSalesforceユーザーを抱えており、AccorやSchneider Electric、Michelinなどの大企業を顧客としている。
今回の調達により、Odasevaはさらなる成長を目指すことができる。