「補助金クラウド」を展開する株式会社Stayway、シリーズBラウンドにて2.5億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.07.01
株式会社Staywayは、シリーズBラウンドで2億5000万円を調達したと発表した。このラウンドには、日本ベンチャーキャピタル(NVCC)、みずほ成長支援、東大創業者の会ファンド、田中邦裕氏(さくらインターネット代表取締役)が参加した。また、金額には日本政策金融公庫からのデットが含まれている。
Staywayが展開する補助金支援のDXを通じた経営支援サービス「補助金クラウド」と「前ほじょくん(補助金債権の早期資金化)」を運営している。補助金クラウドは、金融機関や事業会社、士業のための補助金申請DXサービスであり、中小企業のニーズに合った情報提供やデータ・テクノロジーを活用した可視化・分析・効率化を支援している。
さらに、士業事務所や金融機関とのアライアンス強化を推進し、補助金に関する課題を解決することで、中堅・中小企業が公平に成長機会を持てる社会の実現を目指している。
今回調達した資金は、補助金DXサービスの拡張や採用強化に充てられ、新たな事業戦略として中小企業のデータプラットフォーム構想を推進していく方針だ。
また、補助金クラウド Powered by GPT-4や前ほじょくんの提供開始、全国に4箇所の拠点を開設するなど、株式会社Staywayは2023年にさまざまな取り組みを行った。これにより、地域金融機関35行との提携や地方拠点の拡大など、全国の中堅・中小企業の経営課題を解決するための支援体制を強化している。
株式会社Staywayは、データプラットフォームの構築を通じて、企業の経営課題を可視化し、その解決に向けた支援サービスを提供することを目指している。具体的には、補助金だけでなく、M&Aや事業承継、融資やFintechサービスなど、企業に最適なファイナンスサービスのマッチングや経営課題の診断サービスを提供している。