Rohlik、1.7億ドルの資金調達を実施

Rohlikが1億7,000万ドルの資金調達を実施した。この最新ラウンドのリード・インベスターは、欧州復興開発銀行（EBRD）であり、Sofina、Index Ventures、Quadrille、TCF Capital、および欧州投資銀行（EIB）のScale-Up Initiativeも参加している。EBRDの割合は債務であり、全額の「少数派」であるとしている。

Rohlikは、チェコの食品宅配企業である。この企業は、小規模な倉庫での運営と、肉屋や魚屋などの地元の生産者や販売業者との連携を重視しており、大型スーパーマーケットがオンラインで販売するものを再現するのではなく、独自のポジションを確立している。また、配送センターでパンを焼いている。

Rohlikは、800,000人の顧客にサービスを提供しており、今後6年間でさらに10都市で展開することを目指して、新たな資金を利用する予定である。また、Rohlikが構築した自社の地域ネットワークと配送業務をモデルにした他の配送業者に対して、物流や分析ソフトウェア、および仕分けやピッキングのためのロボット技術などのテクノロジーをライセンス提供することも目指している。Rohlikは、今年後半にテクノロジープラットフォームのライセンス提供イニシアチブを開始する予定である。同社は、2024年末までに10億ユーロの収益とポジティブキャッシュフローを目標に掲げている。

Rohlikウェブサイト