シンガポールのスタートアップ Heymax、シードラウンドにて260万ドルの資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.07.02
シンガポールを拠点とするHeymaxは、January Capitalをリードとするシードラウンドで260万ドルを調達した。他の投資家には、Tenity、Ascend Angels、XA Networkなどが含まれる。
ビジネスにおける顧客ロイヤリティとリワードプログラムは、マーケティング戦略の中で最も長く続く形態の一つであり、アジア太平洋地域は、世界のキャッシュバックウェブサイトの40%を占めている。割引やクーポンがリワードプラットフォームの標準となっている中、Heymaxはこれを更に進化させることを目指している。同社は、ユーザーが「毎年一度の無料バケーションを獲得できる」ようにするためのMax Milesポイントを活用することを目指している。同社は2023年11月に事業を立ち上げた。
Heymaxは、LazadaやShopeeなどのECプラットフォームを含む500以上の事業からの購入を通じて、ユーザーがMax Milesを獲得できるようにしている。また、Heymaxアプリを介してGrabやKlook、Foodpandaなどのプラットフォームからバウチャーを購入することでもMax Milesを獲得することができる。Max Milesは、直接の移行により、25の航空会社やホテルパートナーにおけるマイルやポイントに変換することができる。ユーザーは「マイルやポイントを購入するために必要な正確な金額」である仮想カードの形式でキャッシュを発行する「キャッシュフォーマイル」プログラムも選択することができる。このキャッシュは、航空会社やホテルから直接マイルやポイントを購入するために必要な金額となる。
今回調達したシードラウンドの資金は、Heymaxのシンガポールとオーストラリア以外の展開に向けて活用される。また、海外展開に加えて、Heymaxは資金を製品の研究開発や運用、カスタマーサポート、エンジニアリング、プロダクトデザインのために投資する予定である。