日本初のインバウンド商談SaaSの株式会社immedio、シリーズAラウンドにて3.5億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.07.17
日本初のインバウンド商談SaaS「immedio」を提供する株式会社immedio(本社:東京都品川区、代表取締役:浜田 英揮)は、シリーズAラウンドにてDNX Ventures、DEEPCORE、Sansan、G-STARTUP等を投資家に迎え、3.5億円の資金調達を実施した。本ラウンドにて、累計調達金額は5億円となる。
インバウンド商談SaaS immedioは、①商談の自動獲得、②商談の自動割振り、③追客の自動化、④カスタマージャーニーの改善、⑤インサイドセールス業務の効率化、⑥リード情報の取込・CRM連携を通して、インバウンド商談の獲得効率を大幅に改善する。immedioのユニークな機能である商談の自動獲得は、顧客の温度感が最も高い問合せや資料請求直後のタイミングを取りこぼさないための機能である。ウェブサイト上のポップアップで営業担当の空き時間をリアルタイムで提示。顧客が1クリックするだけで、会議通知の送付、Web会議の設定といったアポ処理業務が全て完了する。夜間や土日も常に自動で商談を獲得する。最大の特徴は、特許技術を使って実現する顧客と営業担当のマッチングである。顧客が資料請求フォームで入力した情報、企業データベースから取得した情報、Salesforce上の商談履歴等を基に、自動で適切な営業担当を判定。商談が不要と判定された場合は、日程調整のポップアップは表示されない。
immedioはThe Model型のインバウンドマーケティングを展開するSaaS企業を中心に広く活用が広がり、既に60社以上のSaaS企業に導入されている。また、Sansan、マネーフォワード、freeeなど上場企業での導入事例が多いのが特徴で、上場SaaS企業時価総額Top 5社のうち4社にて導入実績がある状況である(2024年6月30日現在)。immedioはオンラインマーケティング向けのツールであるが、コロナ明けで重要度が高まる展示会等のオフラインマーケティングでも活用頂けるよう進化している。展示会においては、獲得した名刺とアンケートのデータ化に時間がかかり、98%の企業がフォローアップまでに2日以上かかっている。その課題を解決するため、名刺のOCRから現地での商談獲得までを一貫して行えるツール、immedio Formsを昨年9月にリリースした。展示会のROIを底上げできることが評価され、出展頻度が高い企業から利用が広がっている。
今回調達した資金は主に、①新しいバーティカルでのPMFの模索、②インバウンド商談を更に加速する新機能の開発に投資していく。イメディオは特にB2B SaaSでの利用が広がっているが、不動産や転職などB2C事業においても活用が進んでいる。マーケティングと営業に積極投資し、新しいバーティカルの開拓を進めていく。また機能面では、カバーできる顧客接点の拡張やAIの活用を通して、より多くの質が高いインバウンド商談創出にコミットしていく。