AIドライブアシスタントの普及拡大と新事業展開を目指す株式会社Pyrenee、システム・ロケーション株式会社より資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.07.17
株式会社Pyrenee(本社:東京都中央区、代表取締役(CEO):三野 龍太)は、システム・ロケーション株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:千村 岳彦)から出資を受けた。
株式会社Pyreneeは、2016年に創業したスタートアップ企業である。ドライバーの相棒となり自動車事故の90%以上の原因であるヒューマンエラー(見落としや判断ミス)を防止することで事故を大幅に減らすことを目指した後付け型AIドライブアシスタント「ピレニードライブ」を開発している。
ピレニードライブは既存の車のダッシュボードに取り付けるAIドライブアシスタントである。ドライバーの視界に入っていても無意識下に見落としてしまうことが原因で起こる交通事故は全体の70%以上を占める(※警視庁調べ)とされている。この問題に対処するために、ピレニードライブはディープラーニング技術を用いて道路上の歩行者や自動車を検知し、その後の衝突リスクを予測する。衝突の危険を感知した場合には素早くドライバーに音声で通知することで事故を防ぎ、安全運転をサポートする。
今回の出資を通じて、より安全なモビリティ社会の実現を目指すべく、システム・ロケーションが有する全国のオートリース会社、レンタカー会社、新車販売会社等とのネットワークを通じた、全国のユーザーへの販売体制の構築支援、さらにはピレニードライブを活用した事故防止ソフトウェア開発並びに関連するモビリティソフトウェア開発、システム・ロケーションが有する車種データベース・中古車のビッグデータとピレニードライブのデータ連携なども目指している。