大規模な言語モデルを実行するために特化したチップを開発するGroq、シリーズDラウンドにて6億4,000万ドルの資金調達を実施

大規模な言語モデルを実行するために特化したチップを開発するGroqは、シリーズD資金調達で6億4,000万ドルを調達した。これにより評価額が約30億ドルに達した。BlackRockがそのプライベートエクイティパートナーズチームを通じて資金調達を主導し、Neuberger Berman、Type One Ventures、Cisco Investments、KDDI、Samsung Catalyst Fundなどの投資家が参加した。
今回の資金調達で、技術開発を進め、製品ラインを拡充し、グローバルな市場展開を加速させる。

Groqは、LPUを搭載した開発者向けプラットフォームであるGroqCloudを提供しており、MetaのLlama 3.1ファミリー、GoogleのGemma、OpenAIのWhisper、MistralのMixtralといった「オープン」モデルを展開。また、顧客がクラウドインスタンスで同社のチップを利用できるAPIも提供している。

Groqウェブサイト