「Secure Code Warrior」、開発者向けサイバーセキュリティ教育プラットフォームへの投資として5000万ドルを調達——累積調達額は1億ドルに

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「Secure Code Warrior」、開発者向けサイバーセキュリティ教育プラットフォームへの投資として5000万ドルを調達——累積調達額は1億ドルに

uniqorns編集チーム 2023.07.13

セキュリティソフトウェア開発会社「Secure Code Warrior」は、最近のラウンドで5000万ドルを調達したと明らかにした。このラウンドはPaladin Capital Groupがリードし、同社のトータル調達額はこれにより1億ドル以上に達した。

「Secure Code Warrior」は、セキュリティアナリストのPieter Danhieux氏とMatias Madou氏により2015年に創設された。彼らは開発者がソフトウェアのセキュリティを向上させるためのスキルとツールを身につけることができるような教育プラットフォームの開発に取り組んだ。その結果、彼らはソフトウェアセキュリティの原理を理解し、適用することを支援する学習プラットフォームを作成した。

「Secure Code Warrior」は、開発者が自分のペースで学ぶことを可能にする、モジュラーでカスタマイズ可能な学習体験を提供する。また、開発者の知識を試すためのアセスメントを提供し、競争を通じた学習を促進するトーナメントを開催している。

一方、セキュリティスキル向上ツールを提供する他の企業と比べて、「Secure Code Warrior」は、実時間でブラウザ内統合開発環境でコーディングを行うことができる「Coding Labs」などの特長を持つことで差別化を図っている。

現在、「Secure Code Warrior」は、JPMorgan Chase、Atlassian、Salesforce、Ciscoなど、400,000人以上の開発者と600以上の企業から利用されており、Danhieux氏は同社が2025年には利益を上げることを期待していると述べている。