【東工大出身】次世代プロテオミクス技術を開発するaiwell株式会社、北洋SDGs推進2号ファンドらから資金を調達

Image Credits: aiwell株式会社

【東工大出身】次世代プロテオミクス技術を開発するaiwell株式会社、北洋SDGs推進2号ファンドらから資金を調達

uniqorns編集チーム 2023.06.30

東京都千代田区に本社を置く、aiwell株式会社(以下、aiwell)は30日、最近のラウンドで資金を調達したと発表した。ラウンドステージは明記せず。このラウンドでは、株式会社北海道二十一世紀総合研究所が運営する北洋SDGs推進2号ファンドがリードし、このファンドからの初の投資となった。累積調達額については公表されていない。

aiwellは、2018年に設立したスタートアップである。そのビジョンは「AIプロテオミクスで次世代の医療を創造する」ことであり、国立大学法人東京工業大学の林宣宏研究室と共同でAIを活用した新たなプロテオミクスの解析技術「AIプロテオミクス」の開発を進めている。

プロテオミクスとは、生体内の遺伝子産物を網羅的に解析する技術であり、二次元電気泳動法を用いた血中タンパク質のデータ解析などが行われる。近年、AIを活用した解析技術の進歩により、病気や怪我の予防、あるいは早期発見に寄与することが期待されている。

aiwellの「AIプロテオミクス」は、AI技術を用いて血中タンパク質のデータを解析し、様々な病気や怪我の予防または早期発見を可能にする技術である。人や動物、植物などの健康状態を予測するためのサービスとして開発が進められている。

現在、aiwellは北海道札幌市に支店を設立し、「AIプロテオミクス」の実用化に向けた研究開発を推進している。競走馬や家畜の健康管理、農業生産現場での病害虫管理など、さまざまな現場での利用が進められている。今回の資金調達により、「AIプロテオミクス」の実用化を北海道内でさらに加速し、その成果を全国、さらには海外に発信していく予定である。また、aiwellでは、今後も研究開発の拡大や人材採用を進めるため、国内外での資金調達を続ける予定である。

今回の資金調達の詳細については以下のとおりである。
・調達方法:第三者割当増資
・新規引受先:北洋SDGs推進2号ファンド
・資金使途:北海道内におけるサービスの企画・開発、人材採用などに充てる予定である。

aiwellはこれまでの研究開発により、未知の可能性を秘めた「AIプロテオミクス」技術の構築に成功した。この技術が持つ多大なる可能性と、それを活かすためのスキルを持つ人材を集め、より良い社会を作るための取り組みを強化していく。現在の取り組みはまだ始まったばかりであり、さらなる進展が期待される。