なかのアセットマネジメント株式会社、6億円の資金調達ー累計調達額は約7.7億円に

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なかのアセットマネジメント株式会社、6億円の資金調達ー累計調達額は約7.7億円に

uniqorns編集チーム 2023.11.22

なかのアセットマネジメント株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中野晴啓 以下、当社と表記)は、スパークス・グループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:阿部修平氏。以下、スパークス・グループと表記)及び第一生命ホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:菊田徹也氏。以下、第一生命と表記)をそれぞれ引受先とした第三者割当増資により6億円の資本調達を実施する。これまでに個人投資家等から約1.2億円の出資を受けており、累計資本額は7億7千250万円となる。

また、今後も複数金融機関等からの追加出資を予定しており、同社は特定の株主に支配されない真に独立した経営ガバナンスの資産運用会社を目指す。
※両社への第三者割当増資は、各社それぞれとの契約締結を経て実施予定である。

同社は、2006年にセゾン投信を創業し16年間経営トップを務めてきた代表中野が2023年6月に前職を退任し、同年9月に設立した資産運用業の準備会社である。具体的には、日本株式とグローバル株式による2本のアクティブ型公募投資信託を設定して2023年度内にも事業をスタートする予定である。

代表中野氏は、17年前にセゾン投信を創業した頃はノーロード(販売手数料ゼロ)の商品自体が販売会社に受け入れられず、地道に積み立て投資家を開拓していくビジネスモデルは、非合理的だというのが業界の共通認識であった。

しかし、金融庁が顧客本位の業務運営を行政方針に掲げて以来、徐々に販売側の意識も変化し、長期投資こそが資産形成の本質だという認識が広がりつつある。そうした価値観を共有できる金融機関と手を携え、当社固有の「直販的価値」を継続して提供することを新会社のミッションに据えている。