アウトドアカジュアルウエアの製造と販売を行う株式会社ワゴンが第三者割当増資により資金調達を実施

Image Credits:株式会社ワゴン

アウトドアカジュアルウエアの製造と販売を行う株式会社ワゴンが第三者割当増資により資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2023.12.27

株式会社ワゴンは、創業30周年を迎え、第三者割当増資を実施した。自社縫製工場を強みに、宮崎発のアウトドア・カジュアルブランドの確立を目指している。

ワゴンは、宮崎県宮崎市に本社を構え、アウトドアカジュアルウエアの製造と販売を行っている。ワゴンは、創業以来、日本製品にこだわり、地元宮崎のアパレル界をリードしてきた。特に、2014年には自社ブランド「Short pants every day」(略称:SPED)を立ち上げ、順調に販路を拡大してきた。

SPEDは、宮崎をイメージした海に関連した商品で、日本製品にこだわりながら、地元宮崎の雇用と経済の地域循環を実現してきた。

しかし、日本の縫製工場は廃業が進み、担い手不足も深刻な問題となっている。そこで、ワゴンは2023年に自社縫製工場を宮崎市青島に開設し、生産の安定化と新商品開発の迅速化を図った。自社縫製工場は、宮崎県の青島に位置し、従業員のワークライフバランスにも配慮した環境で運営されている。

ワゴンは、今回の第三者割当増資により、資金を調達し、2024年春に新しいアウトドアカジュアルブランド「WAGON」を立ち上げる予定である。WAGONは、海だけでなく山のイメージも取り入れたラインナップを展開し、ファッション性だけでなく機能性と耐久性にも重視し、長く着られるブランドを目指す。

ワゴンの取り組みには、株式会社ユナイテッドアローズ名誉会長の重松様を始めとする多くの出資者が応援している。ワゴンは、投資型クラウドファンディングでも資金を募集しており、出資者の方々の支援を受けながら事業を拡大していく予定である。