アストンマーティンジャパンリミテッドが 英国先端推進システム技術センターから900万ポンドの資金を調達

Image Credits: アストンマーティン

アストンマーティンジャパンリミテッドが 英国先端推進システム技術センターから900万ポンドの資金を調達

uniqorns編集チーム 2023.10.12

アストンマーティンジャパンリミテッドは、英国先端推進システム技術センター(APC)から900万ポンドの資金を調達し、革新的なモジュール式電気自動車(BEV)プラットフォームの研究開発を推進することを発表した。

この助成金は、アストンマーティンのラグジュアリーBEVプラットフォームの開発を支援し、車両軽量化、デジタル・ツールチェーン、電動化トレーニングへの投資を含むネットゼロへの道筋を構築するものである。アストンマーティンは、Racing. Green.の柱となる電動化プログラムを通じて、英国のウルトラ・ラグジュアリー・メーカーとしての地位をさらに強化する。

アストンマーティンは、プロジェクト・エレベーション(Project ELEVATION)という研究開発プロジェクトを主導し、マニュファクチャリング・テクノロジー・センター、エキスパート・ツーリング&オートメーション、クリエイティブ・コンポジット、ファジー・ロジック・スタジオ、ウォーリック大学WMGと共同で取り組んでいる。このプロジェクトでは、モジュール式BEVプラットフォームに組み込む軽量800Vトラクション・バッテリー・パックとツイン・フロント電気駆動ユニット(EDU)の開発に取り組んでいる。


アストンマーティンの電動化プログラムは、2025年に最初の全電気自動車を発売することを目指している。2024年には、初のプラグイン・ハイブリッドとなるミッドエンジン搭載スーパーカー、Valhallaを発売する予定である。また、2026年までにアストンマーティンのモデルラインはすべて電動パワートレインのオプションが用意される予定である。長期的な目標として、2030年までに中核レンジの完全電動化を目指している。