インドのUgro Capital、中小企業向け事業融資強化のためADBから3,000万ドルを獲得

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インドのUgro Capital、中小企業向け事業融資強化のためADBから3,000万ドルを獲得

uniqorns編集チーム 2024.01.31

Ugro Capitalは、インドに拠点を置く非銀行系金融機関(NBFI)であり、中小企業向けのビジネスローンを提供している。同社は、アジア開発銀行から非転換社債を通じて3,000万ドルを調達した。

これはUgro Capitalにとって、グローバルな開発金融機関からの2回目の資金調達である。同社は、2023年12月にはオランダの起業家向け開発銀行であるFMOと同様の取引を行いた。

Ugro Capitalの取り組みの一環として、Gro Scoreと呼ばれるスコアリングモデルを導入している。このモデルは、AIと機械学習を活用して顧客を評価し、融資を提供する。同社はまた、インドで「貸し付けサービス」というモデルを導入し、10を超える公共部門銀行や大手NBFIと提携している。

Ugro Capitalは、2023年12月時点で約10億ドルの資産を運用していると述べている。同社は過去5年間で合計11億ドルの資本と債務を調達したと付け加えた。
同社によると、同社は8つのセクターにわたる約9万件の小規模ビジネスに到達している。