インドネシアの電動バイクメーカーMaka Motors、シードラウンドで3,700万ドルを調達

Image Credits: Maka Motors

インドネシアの電動バイクメーカーMaka Motors、シードラウンドで3,700万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.07.20

今日、インドネシアの電動バイクメーカーであるMaka Motorsは、東南アジアで最大のシードラウンドの一つとなる3,700万ドルを調達したことを発表した。この資金調達はAC Ventures、韓国のSV Investment、East Venturesが共同リードし、Northstar Group、Provident、Alfa Crop、Skystar Capital、Peak XV Partners、Openspace Ventures、Shinhan Venture Investment、Beenext、Kinesys、M Venture Partners(MVP)が参加した。

Maka MotorsはGojekの元従業員であるRaditya Wibowo氏(現CEO)とArief Fadillah氏(現CTO)により2021年に設立され、インドネシアでの電動バイクの普及を推進している。

現在、インドネシアでは4万3,000台の電動バイクが登録されているに過ぎないが、国の目標は2030年までに電動車60万台を生産することである。インドネシアには1億2,700万台以上のバイクがあり、その大半はガソリンを使用している。

Maka Motorsはガソリンを節約することでインドネシアのユーザーに利益をもたらす最高の電動バイクを作り出すことを使命としている。2年間のスタートアップとして、彼らは現在のバイクと比較して競争力のある価格で走行範囲、パワー、使用可能性、耐久性のバランスを提供したいと考えている。

ライドシェア会社のGojekは、2030年までに全車両を電動化すると発表し、Grab Indonesiaは今年中に少なくとも85,000台の電動車をインドネシアで運用することを目指している。

現在、会社のチームは約40名のスタッフで構成されており、その多くはインドネシアのガソリンバイクメーカーや日本・ドイツのグローバル自動車会社で以前働いていた人々である。