インドネシア発・スマート養殖のeFishery、アブダビの42XFundらから2億ドルを調達——ユニコーン企業へ

Image Credits: eFishery

インドネシア発・スマート養殖のeFishery、アブダビの42XFundらから2億ドルを調達——ユニコーン企業へ

uniqorns編集チーム 2023.07.07

ジャカルタを拠点とするeFisheryは7日、最新のラウンドで2億ドルを調達したと発表した。このラウンドはアブダビの42XFundがリードし、マレーシアの公的年金基金であるKumpulan Wang Persaraan (Diperbadankan)、スイスの資産管理会社responsibility、そして500 Globalが参加した。これは、2022年1月に実施したシリーズCラウンド(9千万ドル調達)に続くものである。今回のラウンドを受けて、eFisheryの企業価値は10億ドルを超え、累積調達額は2億9千万ドルに達した。

eFisheryは、インドネシア大学人口研究所(LDUI)による2022年の調査結果を引用し、自社がインドネシアの養殖業におけるGDPに1.55%の貢献をしていると述べている。これは、インドネシアが中国に次いで世界第二位の漁業と養殖業の産業規模を持つことから、その重要性が伺える。World Atlasによれば、同国は毎年580万トンの魚を生産している。

eFisheryは、エンジニアであるGibran Huzaifah氏(現・CEO)により2013年に設立された。現在はインドネシア全土の280都市で7万人の魚やエビの養殖業者にサービスを提供している。スマートな養殖システムとして、IoTを活用した自動給餌システムを開発しており、さらに養殖業者向けの魚やエビの飼料販売、B2B向けの新鮮な魚やエビ製品の販売、そして養殖業者向けの金融商品の提供も行っている。

eFisheryは今回調達した資金をもとに、2025年までにインドネシア内で100万の養殖池にサービスを提供し、海外への展開も図る。