ウォレットセキュリティAPIのGoPlus Security、Skyland Venturesらからの資金調達に成功

東京都渋谷区に本社を構える株式会社Skyland Ventures（以下、SV）は16日、最新のラウンドでWeb3セキュリティサービスを提供するGoPlus Securityに資金を投資したと発表した。
ラウンドステージおよび調達額は公開されていない。
本ラウンドにSVが参画し、他の投資家の参加は明らかにされていない。これはSVにとってWeb3セキュリティ領域への初めての投資である。

GoPlus Securityは、Web3の「セキュリティインフラストラクチャー」として事業を展開。オープンで、パーミッションレスな、ユーザー主導のセキュリティサービスを提供しており、セキュリティデータのインフラとセキュリティサービスのプラットフォームを構築している。
その目的は、安全性が確保されたWeb3エコシステムを形成することである。

GoPlusは現在、リアルタイムで動作する自動検出プラットフォームを開発し、トークン、NFT、悪徳アドレス、dAppコントラクトのセキュリティ等を検出しており、毎日約500万件のデータコールを受け取っている。
ウェブ3の世界では、セキュリティ問題の解決が急務となっている。GoPlus Securityはこの問題に取り組むため、本年度からSecurity Ecosystemの立ち上げを行い、ユーザーセキュリティの確保に向けた取り組みを強化している。

SVは今回の投資を通じて、Web3領域におけるセキュリティの重要性を認識し、その普及と発展に貢献することを目指している。また、今後もWeb3エコシステムの安全性向上に向けたスタートアップへの投資を積極的に行うとのこと。