カーボンニュートラル達成に貢献を目指すJCCL、2億円の資金調達を実施ー累計調達額は３億円

株式会社JCCLは、二酸化炭素の回収・貯蔵技術を開発し、グローバルでのカーボンニュートラル達成に貢献することを目指しており、このたびインクルージョン・ジャパン株式会社、QBキャピタル合同会社及びNCBベンチャーキャピタル株式会社が共同で運営するQB第二号投資事業有限責任組合両投資家から2億円の調達を実施した。累計調達額は3億円となり、資金調達を通じて九州大学からの特許取得、お客様との共創を主眼とするCO2吸収装置開発・設計を行っている。

このたびの資金調達により、特許取得や設備投資などに充てられる。調達方法はJ-KISS（有償型新株予約権）であり、引受先はインクルージョン・ジャパン株式会社、QB第二号投資事業有限責任組合である。

JCCLは、温暖化ガスの主な要因であるCO2の回収・貯蔵技術の開発に注力しており、独自のアミン含有ゲルを活用することで回収時のエネルギーコスト削減を達成している。また、材料開発とともにお客様の用途/排気ガスに応じた回収・貯蔵プロセス最適化を高度なプロセスシミュレーションで実施。そのうえで回収モジュール、装置の最適化を行うことで高性能かつ低コストなCO2回収・貯蔵を実現している。

JCCL社は今後も引き続き、二酸化炭素の回収・貯蔵技術の開発に注力し、グローバルでのカーボンニュートラル達成に貢献していくことが期待される。