クラウドカメラセキュリティのスタートアップ、Solinkが6,000万ドルを調達

Image Credits:Solink

クラウドカメラセキュリティのスタートアップ、Solinkが6,000万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.07.25

ビジネス向けに物理セキュリティシステムを提供するSolinkは、閉回路カメラ分析を含むサービスを提供する企業である。本日、同社はGoldman Sachsが主導し、Omers VenturesとBDC IT Venturesが参加するSeries Cラウンドで6,000万ドルを調達したと発表した。

共同創業者でCEOのMichael Mattaは、調達した資金はSolinkのクライアントベースを全世界に拡大し、新製品の投資に充てると述べている。

Solinkは、銀行や信用組合がATM詐欺に対抗するためのコンサルティンググループとして2010年に設立された。ATMからの取引活動とセキュリティカメラデータを組み合わせることで、同社のプラットフォームはリアルタイムで潜在的なATMスキミング攻撃を特定するのに役立った。

2016年にSolinkはクラウドビデオセキュリティに進出し、他のシステムからのデータでビデオフィードを豊富にするサービスベースの提供を開始した。現在、Solinkのプラットフォームは、カメラ間の動きを検出したり、物理的なサイトのレイアウトを知らなくても一つのカメラから別のカメラにナビゲートしたりするなど、さまざまなセキュリティモニタリングタスクを企業が実行できるようにしている。