ショートドラマアプリ「BUMP」提供のemole株式会社2.6億円の資金調達を実施ー累計3.1億円を調達

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ショートドラマアプリ「BUMP」提供のemole株式会社2.6億円の資金調達を実施ー累計3.1億円を調達

uniqorns編集チーム 2023.09.12

emole株式会社は、ベンチャーキャピタル6社を引受先として、2.6億円の第三者割当増資(プレシリーズAラウンド)を実施し、累計3.1億円を調達したことを発表した。この調達により、ショートドラマアプリ「BUMP」のユーザー拡大と、クリエイターが参画しやすいプラットフォームへの進化を加速させ、emoleがビジョンとして掲げる「創造で挑戦できる世界へ」を早期に実現することを目指している。

2022年8月に行ったシードラウンドの資金調達により、ショートドラマ配信アプリ「BUMP」は、2022年12月末にローンチすることができた。アプリのローンチ後約8ヶ月経過し、アプリは50万DLを超え、App Storeの全体ランキング(無料App)ではノンプロモーションながら最高で3位を記録した。また、TikTokなどSNS上で公開しているプロモーション用ショート動画の総再生回数は、約4.6億回まで増加している。

今回の調達では、ショートドラマコンテンツの制作と公開サイクルを早めるための体制構築(採用強化+外部パートナー拡大)と、アプリUI/UX強化、プロダクト開発体制強化に充当する。これにより、良質なドラマコンテンツをより没入感のある視聴体験としてユーザーにお届けし、1話毎の有料課金や広告視聴を積極的に促し、クリエイターへの利益循環の強化・クリエーターエコノミーの構築を目指す。

emoleは、ショートドラマ配信アプリBUMPで、「制作原価」の回収前後でクリエイターに支払う報酬体系が変わることを発表した。制作原価を回収するまでは、1話67円の課金収入や、広告視聴によって得られる広告収入からストア手数料を差し引いた利益の70%をクリエイターに還元する。回収以降も40%を還元する仕組みを取ることで、クリエイターは安心して次の作品づくりなど、新たな創造的な活動に挑戦することができる。