ジャカルタのヘルステックスタートアップKlinik Pintarが500万ドルの資金調達
uniqorns編集チーム 2023.12.11
Klinik Pintarは、ジャカルタを拠点とするヘルステックスタートアップで、Altara VenturesをリードにしたシリーズA1の資金調達ラウンドで500万ドルを調達した。Golden Gate Ventures、Skystar Capital、Venturraなども出資した。
Medigoとして知られていたKlinik Pintarは、2018年に設立された。同社は医師の診察、検査、予防接種などのサービスを提供するクリニックをフルオーナーシップおよびパートナーシップの基盤で運営している。また、自社のソフトウェアを通じて第三者のクリニックのオペレーションをデジタル化し、企業と提携して従業員向けの医療サービスを提供している。
Klinik Pintarは23のクリニックを運営しており、2025年までにその数を100に拡大する予定である。
さらに、同社によれば、インドネシア全土で約1,500の第三者クリニックが同社の管理ソフトウェアを使用している。全体として、同社のテクノロジーは、アーチペラゴ内の全クリニックの5%以上で既に使用されている。
クリニックネットワークの拡大に加えて、Klinik Pintarは「SaaSと物理モデルの両方を結びつける新しいハイブリッド製品を開発する予定」とBimo氏は述べている。
創業者はハイブリッドモデルの詳細については明言していないが、同社は製品のパイロット運用を行っており、来年にはその製品を発売する予定である。
Klinik Pintarは、インドネシアの成長するヘルスケア市場に乗じる形で、急速に拡大する見込みである。
同社は具体的な数値には触れないが、2023年の売上高は前年比120%増加していると発表している。同社は、国内の医療市場の機会に乗じて、来年までに3倍の成長を目指している。