スマート南京錠のKEYes株式会社、1.5億円の資金調達

スマート南京錠のKEYes（キーズ）株式会社（本社：福岡県福岡市）は、2023年2月にJ-KISSでの新株予約権を株式会社ラック、アイユーコンサルティンググループ、日九興産株式会社等へ発行した。そして、この度、豊田合成株式会社にも新たにご参画いただいた。

本ラウンドにおいての資金調達総額は資本性劣後ローンを含め総額1億5000万円となり、一層の事業拡大に邁進していく予定である。

スマートホン（アプリ）で鍵を解錠するというサービスを提供するKEYes（キーズ）株式会社は、以下の課題を解決している。

1）「誰が」「いつ」「どこで」解錠したか？の履歴がオートに残り、貸出表をつける、鍵管理をするなどの業務が一切なくなる。

2）スマートホンでの解錠のため、鍵の受け渡しが一切なくなる。これにより、業務コストが大幅に削減される。

3）公共施設やインフラ事業においての保安保全のための業務において、鍵のコピーが取られるというリスクがなくなる。

4）「誰も解錠していない」の履歴も残るため、金品や高額商品の管理がなくなる。

5）誰も解錠できない時間を管理画面から設定し、危険作業時間では誰も立ち入りできない時間帯を強制的に作ることができる。→「人の命を守れる」

弊社は全てIEC規格IP66を取得しており、屋外での使用にも耐えられる、リチウム電池での動作のため充電の必要もない。
昨年は九州電力のオープンイノベーションプログラム「ひらめきと共創」において優秀賞も受賞し、既に導入を頂いている。

また、大手建設会社、大手鉄鋼製造工場、大手自動車工場、大手鉄道会社などインフラ関連企業にも既に導入を頂き、同社は今後さらに「安心で低コストで手間いらず」な鍵の管理業務のサービスを広く提供する予定である。

第1回目の資金調達においては、DGベンチャーズ、FGN ABBA Lab、SGインキュベートに参画いただき、同社のサービスローンチ、ソフトウェア開発などにご助言・尽力を頂いた。

第2回目の資金調達においては、あなぶきスタートアップ支援投資事業有限責任組合、個人投資家:米多比昌治、佐銀キャピタル＆コンサルティング、モバイル・インターネットキャピタルに参画いただき、同社の事業拡大策及びPMF獲得についてのご助言・尽力を頂いた。

本ラウンドにおいても同社業務の更なるドライブに有機的に協働いただけるパートナー様にご参画いただくに至っている。

今回の資金調達により、引き続き本事業の拡大と各ステークスホルダーとの協働による組織強化に引き続き務めて行く予定である。