デジタル・メンタル・プラットフォーム運営「Awarefy」、約2.2億円調達しAI活用を強化

株式会社Awarefyは、デジタル・メンタル・プラットフォーム「Awarefy」の開発に取り組む企業である。同社は第三者割当増資により、約2.2億円の資金調達を実施した。この資金調達により、AIを活用した新規機能開発と法人向けサービスの開始、及び不眠症向け治療用アプリの臨床研究の推進等を行う予定である。

Awarefyは、認知行動療法をベースとして、自己理解を深める感情や調子のグラフ化、ネガティブ思考をやわらげるマインドフルネス瞑想、ストレス対処のコーピングリスト、AIによるチャット・アドバイス機能など、さまざまなセルフケアの機能を提供している。また、医療機関や公共の相談窓口への連携も行っており、セルフケアのみに閉じず、心の健康を総合的に支えるデジタル・メンタル・プラットフォームとしてメンタルヘルスアプリの決定版となることを目指している。

本資金調達は、心の問題が社会問題となっている現代において、最先端のテクノロジーを用いた解決方法の開発と社会実装が求められていることを反映している。

Awarefyは、このような課題に向き合い、解決策を身近なものにすることを目指しており、今後もAI技術を取り入れた新機能の開発を進め、心の健康を総合的に支える「デジタル・メンタル・プラットフォーム」を構築していく予定である。