デジタル資産の管理を支援するMeshが2,200万ドルを調達ー累計調達額は3,200万ドルに

Mesh（旧Front Finance）は、暗号通貨などのデジタル資産の送金と管理を支援するサービスを開発しているスタートアップで、Money ForwardをリードとするシリーズAラウンドで2,200万ドルの資金調達を行った。Galaxy、Samsung Next、Streamlined Ventures、SNR.VC、Hike VC、Heitner Group、Valon Capital、Florida Funders、Altair Capital、Network VC、およびさまざまなエンジェルも参加した。
Meshはこれまでに合計3,200万ドルを調達し、預金、支払い、払い出しのツールの開発とゴー・トゥ・マーケットの運営支援に資金を投入する予定である。

プラットフォームは、非伝統的なアセット間の「中間接続レイヤー」を提供し、ビジネスは顧客が異なるプラットフォーム間でアセット（暗号通貨を含む）を移動できるようにすることができる。また、ユーザーは様々なアセットクラスとそれらのアカウントをMeshに接続し、アプリ内でアセットの移動、支払い、払い出しを行うことができる。Meshは、ユーザーの個人情報や資格情報を保存せず、外部アカウントの視点から転送先を匿名化し、アセットに接触せずに純粋なアカウント間の転送を提供する。

Meshは、金融およびデジタルアセット業界を含む70の有料クライアントを持っており、市場の大部分を網羅している。デジタルアセットは世界的に数百万人の人々によって購入されており、2021年11月にはグローバルな時価総額が3兆ドルに達した。Meshの投資家たちは、この市場の一部を狙っている。
Meshは、この最新の資金調達により、長期的なビジョンを実行するための非常に強力な位置に立っている。