データとAIに基づいた競走馬の調教とケガ予防の実現を目指すスタートアップの株式会社ABELが7400万円の資金調達

Image Credits:株式会社ABEL

データとAIに基づいた競走馬の調教とケガ予防の実現を目指すスタートアップの株式会社ABELが7400万円の資金調達

uniqorns編集チーム 2023.11.29

株式会社ABELは、競走馬の調教とケガ予防をデータとAIに基づいて実現することを目指すスタートアップである。この度、ニッセイ・キャピタル株式会社をリード投資家とし、VCおよび個人投資家を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額7,400万円の資金調達を行った。

ABELは、調達した資金を用いて競走馬管理クラウド「EQUTUM」の開発を進め、PMFを目指していく。国内の育成牧場や厩舎での導入を加速し、データを収集し正式版リリースへ進める予定である。

競走馬管理クラウド「EQUTUM」は、従来の経験や感覚に頼った馬作りに、スピードやストライド、心拍数などのデータを提供することで、データドリブンな意思決定を可能にした。さらに、過去のトレーニングやレース結果から馬ごとの適性を推測し、再現性があり効率の良い馬作りを実現する。また、獣医師と連携し怪我の可能性予測や早期発見も実現していく予定である。