データ品質強化への挑戦・Lightup、シリーズAラウンドで900万ドルを調達——累積調達額は2,000万ドル以上に

Image Credits: Lightup

データ品質強化への挑戦・Lightup、シリーズAラウンドで900万ドルを調達——累積調達額は2,000万ドル以上に

uniqorns編集チーム 2023.08.02

本日、データ品質に焦点を当てたLightupがシリーズAラウンドで900万ドル(約10億円)を調達したと発表した。このラウンドはAndreessen HorowitzとNewland Venturesがリードし、Spectrum 28 Capital, Shasta Ventures, Vela Partners、そしてIncubate Fundが参加した。これにより、Lightupの累積調達額は2,000万ドル以上となった。

Lightupは、CEOで共同創業者のManu Bansal氏が、初めてのスタートアップUhanaがVMwareに買収された直後の2019年に立ち上げた。彼はデータパイプラインを構築する企業にとって、データ品質の選択肢が自社で構築する以外にほとんどなかったと述べ、次の機会を見つけた。

Bansal氏によれば、Lightupの特徴的な点はデータをそのままにしておくことである。それがSnowflake、Databricks、または他のデータストレージソリューションに保存されているかどうかにかかわらず、これによりデータをチェックするオーバーヘッドが大幅に削減され、サービスプロバイダーから既に提供されているリソースを利用することができる。

彼らはデータの中に問題を示唆する異常を探し、レポートを作成し、最終的なデータ品質判断を人間が行うように配信する。彼らはデータへの書き込みアクセス権を持っておらず、これは意図的に設計されている。

2019年に立ち上げられた当社は、ソリューションを構築するのに数年を要しました。現在、スタートアップは20人の従業員を抱え、新たな資金で更に採用を計画している。Bansal氏は、分散型であることがより多様な労働力を構築する助けになっていると信じている。

「我々は分散型であることが好きで、それにより我々は異なるタイムゾーン、異なる文化、問題解決の異なる方法からの人々を見ることができます。そして、今現在チームを見渡すと、すでに非常に印象的な多様性が見られます。」と彼は述べた。

今回調達した資金をもとに、データ品質ソリューションの構築を続ける計画である。また、更なる人材採用や海外展開、組織体制の強化にも取り組む予定である。