ドイツのフィンテック企業Solarisが4,200万ドルを調達——累積調達額は約4億4,100万ドルに

Image Credits: Solaris

ドイツのフィンテック企業Solarisが4,200万ドルを調達——累積調達額は約4億4,100万ドルに

uniqorns編集チーム 2023.07.11

ドイツ・ベルリンに本拠を置くSolaris(旧称Solarisbank)は11日、直近のラウンドで約4,200万ドル(3,800万ユーロ)を調達したと明らかにした。本ラウンドはBBVA, finleap, Lakestar, yabeo, SBI, Decisive, HV Capitalが参加し、すべて既存の投資家からの調達となった。これは2022年に実施したシリーズEラウンドに続くもので、今回の調達により累積調達額は約4億4,100万ドルに達した。

Solarisは、Samsung、American Express、Coinbaseなどから利用される組み込み金融プラットフォームを構築するために何百万ドルもの資金を調達してきたフィンテック企業である。同社は、銀行とカードサービス、決済、貸付、ID認証、デジタル通貨など、400以上のAPIを提供する銀行業務プラットフォームを運営している。

Solarisは、過去数年間で大きな変革を遂げてきた。主要な変革の一つとしては、昨年末にCEOのRoland Folz氏が同社を退任し、フィンテックベテランのCarsten Höltkemeyer氏がCEOに就任したことが挙げられる。