ビルメンテナンスDXへの道:FLINTZが資金調達を遂行

Image Credits: 株式会社FLINTZ

ビルメンテナンスDXへの道:FLINTZが資金調達を遂行

uniqorns編集チーム 2023.07.31

ビルメンテナンス業界向けのDXサービス「ビルカン」を提供する株式会社FLINTZ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:長野 泰和)は本日、新たな資金調達を達成したことを公表した。本ラウンドでは株式会社ANOBAKA、株式会社グロービスが運営するG-STARTUPファンド、株式会社北洋銀行が単独LP出資する北洋SDGs推進2号ファンド、そして個人投資家が参画した。

FLINTZはビルメンテナンス業界の人材不足という課題を解決するため、業界全体のDX化による業務効率化を推進してきた。特に、ビルメンテナンス業界では紙ベースの書類管理が主流で、その管理や情報共有に多大な時間と手間がかかっているという問題が存在する。これらの課題解決に向けて「ビルカン」が開発され、クラウド上で書類や写真を管理できるサービスを提供してきた。

ビルカンの特徴的な機能としては、図面上で修繕履歴や設備の不具合などの情報を一元管理できる機能(※特許出願中)を有している。サービス開始以来、累計100棟を超えるビル管理の業務に使用されてきた。

今回調達した資金は「ビルカン」のプロダクト改善、マーケティング投資、そして採用・組織体制の強化に使用される。特に、サービスの機能拡充と利用者の利便性向上に焦点を当て、首都圏エリアを始めとした全国各地のビル管理会社へのサービス提供を加速していく予定である。また、サービスの拡大に伴い、エンジニア、セールス、CS(カスタマーサクセス)などの採用を積極的に進める。

同社はこの新たな資金調達を通じて、ビルメンテナンス業界におけるDX化をさらに加速し、業界全体の効率化と質の向上に貢献していく所存である。