プロダクトセキュリティスタートアップの株式会社Flatt Securityが約10億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.02.13
Flatt Securityは、プロダクト開発組織に向けたサイバーセキュリティ関連事業を展開する企業である。このたび、Flatt SecurityはGMOインターネットグループ株式会社(以下、GMO-IG)からの約10億円の増資を受け、GMO-IGがFlatt Securityの株式の66.6%を取得し、グループに参画することを発表した。また、Flatt Securityは、熊谷正寿氏を新たに取締役として迎え、経営体制の強化を図る。
Flatt Securityは、プロダクトセキュリティのプロフェッショナル集団として、プロダクトセキュリティに関する豊富な知見を持ちながら、日本および世界の技術組織のセキュリティ体験向上に貢献している。Flatt Securityは、自社で開発・提供するセキュリティ関連プロダクトやセキュリティコンサルティングなどのプロフェッショナルサービスを通じて、プロダクト開発企業に対してセキュリティの戦略づくりや組織づくりのサポートを行っている。
今回の資金調達により、Flatt SecurityはGMO-IGの顧客基盤を活用し、さらなる成長を加速させることを目指す。資金の活用には、AWS/Google Cloudのセキュリティリスクの可視化と修正を支える自動化セキュリティ診断ツール「Shisho Cloud」の新技術開発や、プロフェッショナルサービス事業の拡充などが含まれる。