プロフィッツ、合計10.5億円の資金調達したTabist株式会社の成長戦略をサポート

Image Credits:Tabist株式会社

プロフィッツ、合計10.5億円の資金調達したTabist株式会社の成長戦略をサポート

uniqorns編集チーム 2023.08.29

株式会社プロフィッツ(本社: 東京都千代田区、代表取締役: 田中慎一郎)は、宿泊施設のDXを推進するTabist株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役: 田野﨑亮太)の事業ポートフォリオの最適化から、戦略的な資金調達の完了に至るまで、同社と伴走しサポートした。

Tabistは、事業ポートフォリオの最適化を図るため、2021年にオンライン不動産賃貸事業を新会社に移管し、主力事業である宿泊事業に特化した。

また、同社は、日本の旅と宿泊環境にフィットした新たな体験を提供するため、宿泊設備や運営面においてさまざまな新しい取り組みを展開し、加盟施設へのモデルケースとして、2022年10月に初の直営ホテル「Tabist 銀座」をオープンした。

さらに、シリーズCラウンドにおいては、宿泊施設のDXを推進するプロダクト開発や、新規パートナー獲得に向けた営業体制の強化などを目的に合計10億5,000万円の資金調達を行った。

プロフィッツは、この一連のTabistの成長戦略上重要なターニングポイントにおいてアドバイザリーとしての枠を超え、メンバーの一員として次のようなサポートを行った。そして、今後もTabistの事業の拡大についてサポートを続けて行く予定だ。

• プロフィッツの具体的なサポート内容
■オンライン不動産賃貸事業の承継と新会社設立
Tabistのオンライン不動産賃貸事業の事業スポンサーを選定し、新会社を設立。このスポンサーを中心とし、Tabistもマイノリティ出資者として継続関与可能な事業承継スキームを構築し、実行。

■Tabist銀座の開業サポート
初の直営ホテル「Tabist 銀座」のオープンにあたり、Tabistのオペレーション事業の試算・検証を実施し、オープンをサポート。

■Tabistの資金調達アレンジ
プロフィッツのネットワークを活かし、資金のみでなく新たな成長に向けて事業シナジーを生み出すことができる企業の選出・検討・マッチング・事業シナジー検討から資金調達プロセス完了までを伴走しサポート。
プロフィッツは、不動産を箱ものでなく、コンテンツや利用者を含めた「事業」として捉えている。サービスの柱の1つであるPAMサービス(Private Asset Management)として、様々な事業会社との取引において、不動産運用によって本業に貢献するシナジーを生み出している。
今回の事業再構築も、不動産のプロとしての知識・ネットワークと、事業を創り出していく力、そして実行まで深く関わり続けることでの信頼の獲得により実施可能となった。

• プロフィッツのサービス「PAM プライベートアセットマネジメント」
プロフィッツは、プロ投資家のみでなく、PAMサービスとしてノンプロ向け不動産運用サービスを提供している。不動産を扱っていても投資に関しては知識や経験、人的資源が足りない。投資を考えていても経験がない。
そうした企業に対して、物件や用地を探すだけでなく、企業側の状況や事情を汲み取り、運用手法やファンドの組成を含めてその案件に最適な資産形成方法を提案する。