交通領域の脱炭素化を進める株式会社Spatial Pleasure、1.2億円の資金調達

Image Credits:株式会社Spatial Pleasure

交通領域の脱炭素化を進める株式会社Spatial Pleasure、1.2億円の資金調達

uniqorns編集チーム 2023.10.31

交通領域カーボンクレジット認証DMRVソフトウェアを開発し交通領域の脱炭素化を進める、株式会社Spatial Pleasure(代表取締役:鈴木 綜真、本社:東京都世田谷区、以下:Spatial Pleasure)は、リード投資家であるSpiral Capital株式会社、株式会社DGインキュベーション、フォロー投資家の株式会社ディープコア、及びSTATION Ai Central Japan 1号投資事業有限責任組合を引受先として、シードラウンドでの第三者割当増資による約1億2,000万円の資金調達を実施した。

今回の資金調達により、ビジネスのアジア圏を中心とした海外展開、国内外ボランタリー及びコンプライアンスマーケットでのカーボンクレジット認証取得、また人材の採用等の強化を行う予定である。

Spatial Pleasureは、エリアの脱炭素化に寄与する交通事業者に対してカーボンクレジットの認証・計測のサポート、交通領域の脱炭素施策の提案、及びカーボンクレジット発行を行うDMRV(digital, Measurement, Reporting, Verification)ソフトウェアを開発している。

バスやシェアサイクル事業者様と連携し、各交通事業者様の環境便益の定量化によるカーボンクレジット発行を通して、地域全体の脱炭素化を目指している。現在の都市の40%を交通インフラ、つまり道路や駐車場が占めているが、効率的な数や配置がなされておらず有効活用ができているとは言えない状況である。交通カーボンを基軸とする外部性の定量評価に基づいた都市再最適により、駐車場が公園に、道路が喫茶店やバーに、私たちの生活にとってさらに意味のある空間へと変容する。