代替卵を販売するウマミユナイテッド株式会社、海外展開のため2.4億円を調達

日本の植物由来の代替卵を販売するウマミユナイテッド株式会社は、海外展開を始める。

同社は、米欧の食品メーカーやスーパー向けに販売することを目的としている。同商品は、サステナビリティー（持続可能性）に配慮した商品を求める消費者などの需要を捉える。

代替卵は、こんにゃく粉やにがりなどが主原料であり、日本の食品メーカーを中心に供給されている。同社は、総菜やケーキなどの原料に使われている。同社を創業した山﨑 寛斗代表は、植物由来の代替肉を手掛ける香港企業の日本法人代表を務めた経験を持つ。

同社は、事業拡大に備え、日本のベンチャーキャピタル（VC）のビヨンドネクストベンチャーズなど２社を引受先とする第三者割当増資で２億４０００万円を調達した。同社は、資金を製品開発にも充て、粉末状の卵白の商品化を目指している。