企業のアクセスとID管理を支援するOpal Securityが2,200万ドルを調達

Image Credits:Opal Security

企業のアクセスとID管理を支援するOpal Securityが2,200万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.12.07

サイバーセキュリティ市場でのVC投資のトレンドは、(直近の数ヶ月の)期間内では少なくとも減少傾向にあることを示唆している。Crunchbaseによると、サイバーセキュリティの取引件数はQ3に181件から153件に減少した。より詳細なレポートでは、Crunchbaseは、Q3のサイバーセキュリティベンチャー投資が前年同期比30%減少し、このカテゴリの投資が2019年以来の最低水準になる可能性があると指摘している。

ただし、いくつかのサイバーセキュリティスタートアップは、(なんとか)業界の不況を乗り越えている。Opal Securityもその一つである。本日、アイデンティティアクセス管理に自動化アプローチを取るベンダーであるOpalは、Battery Venturesをリードインベスターに迎え、GreylockとBox Groupも参加したシリーズBラウンドで2,200万ドルを調達したことを発表した。

新たな資金調達により、Opalの資金総額は3,200万ドルに達し、創業者兼CEOのUmaimah Khanは、2024年末までにOpalの30人のチームを倍増させ、エンタープライズカスタマーサポート組織を拡大し、製品開発を加速させると述べた。製品の拡充には、アイデンティティとアクセスリスクの緩和を目的とした、新しい可視化とAIパワードツールのスイートも含まれる予定である。