入札で必要になるRFP作成を自動化するAutogenAIがシリーズBにて3,950万ドルを調達ー累計調達額は6,530万ドルに

Image Credits:AutogenAI

入札で必要になるRFP作成を自動化するAutogenAIがシリーズBにて3,950万ドルを調達ー累計調達額は6,530万ドルに

uniqorns編集チーム 2023.12.07

提案依頼書(RFP)を充実させて資金を獲得するのは、たとえ経験豊富な組織であっても骨の折れる作業である。これは、通常さまざまなフォームで反復的で、非常に具体的な情報を提供することが混在するためだ。しかし、提案を提出する組織にとっては、それを正しく行うことがすべてであり、重要な契約を勝ち取るか失うかの分かれ目となる。

現在、イギリスを拠点とするスタートアップ AutogenAI は、このプロセスは人間の監視のもとで大幅に自動化できると考えており、投資家もこれに賛同している。

10月に VentureBeat が取り上げたアメリカでの事業拡大から間もない AutogenAI は6日、Salesforce Ventures や Spark Capital などが共同でリードし、Blossom Capital が参加したシリーズ B ラウンドで3,950万米ドルを調達したと発表した。これにより、AutogenAIの累積調達額は6,530万米ドルに達した。

連続起業家であり CEO の Sean Williams 氏によって設立された AutogenAI は、入札ライターとしてその道を歩み始め、イギリスで最も急成長している生成 AI 企業のひとつへと急速に発展した。

現在、共に CEO である Elizabeth Lukas 氏とEmma Crichto 氏の指揮の下、アメリカとオーストラリアに進出し、世界的な躍進を遂げている。

AutogenAI が提供するサービスの中核は、先進的な入札書作成製品群にある。これは Fortune 500 から慈善団体や非営利団体に至るまで、非常に繊細で時間のかかる入札プロセスへのアプローチ方法に革命を起こすように設計されている。最先端の AI 技術を活用することで、AutogenAI は、これらの組織がより効率的かつ説得力のある入札、入札書、提案書を作成することを可能にする。

AutogenAI を際立たせているのは、同社のソフトウェアがビジネス成果に与える具体的なインパクトである。同社のデータによると、顧客は勝率が30%上昇し、1億米ドル以上の追加的な仕事が発生したと同時に、関連コストを最大85%削減したという。