南アフリカのVC Knife Capital、高い出口可能性を持つスタートアップ向けに5,000万ドルのシリーズBファンドをクローズ

南アフリカの成長企業投資家Knife Capitalは、5,000万ドルのファンドであるKnife Capital IIIで最終クローズを迎えた。同ファンドは、ローカルの投資家がこれまでに不足していた成長段階の資金調達の問題に対処するものである。

Knife Capital IIIは、南アフリカのシリーズBステージの起業家に焦点を当て、12年間のVCファームによると、これらのスタートアップは、出口の可能性があり、強いリターンを示している。また、現地の投資家と協力して、他のアフリカ諸国のビジネスにも共同投資する予定である。

Knife Capital IIIの投資家には、同社自体、国際金融公社（IFC）、Mineworkers Investment Company（MIC）、SA SME Fund、新しいVenture Capital Fund of Funds、Standard Bank、AfricaGrow（DEG、KfW、AllianzGIが支援するドイツのファンド）、Skybound Capital、Fireball Capital、Draper-Gainファミリーオフィスが含まれる。

Knife Capitalは、このファンドで、平均3,000万ドルのチェックを10〜12企業に投資する予定だ。これまでに、南アフリカのAI-as-a-serviceビジネスであるDataProphetと、ルワンダのヘルスアクセスプラットフォームであるKashaに投資しており、年末までに少なくとも5つの新規投資を行う予定である。