家族信託サービスを提供する株式会社ファミトラが7億円の資金調達を実施ー累計調達額約24億円に

Image Credits:株式会社ファミトラ

家族信託サービスを提供する株式会社ファミトラが7億円の資金調達を実施ー累計調達額約24億円に

uniqorns編集チーム 2024.01.16

株式会社ファミトラ(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:三橋克仁)は、事業基盤強化を目的に新たな資金調達を実施した。

ファミトラはこれまで、財産管理の新常識である家族信託を、デジタルの力で精緻化、低コスト化することで、より多くの方が取り組めるものにしてきた。さらに、信託組成後は、最期まで伴走支援する「信託監督人・受託者サポートサービス」の充実を図り、ご本人やご家族が安心して資産を管理していけるようサポートするなど、人生100年時代に必要な財産管理のサービスを提供している。おかげさまで、締結済み契約資産は前回の資金調達時から7.3倍に増加した。

また、既存投資家のほか、新たに T&D Innovation Fund(運営会社:Spiral Innovation Partners 株式会社)をリード投資家として、かんぽNEXTパートナーズ、全国保証イノベーションファンド、その他個人投資家等から約7億円の出資をいただき、累計調達額は約24億円となった。

ますます進む高齢社会、それに伴い必要となる新たなサービスや社会包摂・福祉の充実、引き続き増加すると予測される認知症者の増加などに対し、ファミトラは今後も真摯に向き合いたいと考えている。

お墓・葬儀・終活などシルバーファミリーコンサルティングサービスを提供する株式会社ニチリョク(本社:東京都中央区/代表取締役社長:杉本卓士 証券コード:7578 以下「ニチリョク」)と共同して、頼れる身内がいない高齢者の生活サポートサービスの提供について、提携をする方向で検討中である。これまでも同社には、家族信託に関するお問い合わせをいただく中で、頼れる身内がいないというご相談が非常に多く、同社としてもサービス拡充を模索していた。この度、ニチリョクと共同してサービス提供する方向で検討することを合意することができた。詳細に関しては、正式に決まり次第、改めてリリースをする予定である。

「2025年問題」も差し迫るなか、医療や介護において必要となるお金の問題はますます大きくなっている。信頼できる家族などにお金を託す家族信託は、最期までご本人やご家族の尊厳のある暮らしの維持を実現できるほか、財産の流動性を高めるといった意味で不可欠な制度であると考えている。 ファミトラは、高齢者や高齢者家族に寄り添ったアプリケーションを開発するなど、AgeTech企業として今後も引き続き、高齢社会の暮らしと、それを維持する財産管理に必要なより細かいニーズに対応できる体制・サービスを構築し家族信託があたりまえの世の中にしたいと考えている。