宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム『AirXpress』を展開する株式会社SpaciaNet Japanが1億円の資金調達

Image Credits:株式会社SpaciaNet Japan

宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム『AirXpress』を展開する株式会社SpaciaNet Japanが1億円の資金調達

uniqorns編集チーム 2023.11.06

株式会社SpaciaNet Japanは、宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォーム『AirXpress』を展開している企業である。この度、同社は株式会社basepartners及び株式会社ゼロワンブースターからの資金調達を実施し、約1億円を調達したことを発表した。

この資金調達により、SpaciaNet Japanは営業・マーケティングの強化、システム開発の強化、新規事業への投資に力を入れていく予定である。また、コロナ禍での経験を活かし、より安定したサービスを提供するために拠点の分散化にも取り組んでいる。徳島に開業したオペレーションセンターを重要な拠点とし、日本とカンボジアの2つの拠点で『AirXpress』を提供している。

コロナウイルスの影響を受けた宿泊業界は大きな打撃を受けたが、現在では回復の兆しを見せている。SpaciaNetのサービスは幅広いクライアントの要望に応え、ゲスト満足度の向上に貢献してきた。

今後は関西圏を中心にオフラインサービスにも力を入れ、有人ホテルの省人化を実現するために『AirXpress』を成長させる予定である。さらに、Fintech領域への進出も視野に入れており、テクノロジーと海外拠点を活かした海外送金サービスの開発にも取り組んでいる。

今回の資金調達には、リード投資家である株式会社basepartnersと株式会社ゼロワンブースターが参加した。両社はSpaciaNetのビジョンに共感し、日本の観光業界に新たな風をもたらす取り組みを支援している。

SpaciaNet Japanは、テクノロジーとグローバルな拠点を駆使し、日本企業が世界に展開するためのパートナーとしての役割を果たしている。『AirXpress』は宿泊業界の労働力不足とDX化に対応し、日本の観光立国推進に貢献することを使命としている。