建築家向けの検索プラットフォームAcelab、530万ドルを調達

Image Credits:Acelab

建築家向けの検索プラットフォームAcelab、530万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.08.14

建築家向けの検索プラットフォームを提供するAcelabは、530万米ドルの資金調達を発表した。この資金調達は、Pillar VC、PJC、Draper Associatesがリードし、Alpaca、Steve Kaufer氏(TripAdvisorの創業者兼元CEO)、Erik Jarnryd氏(Harvey Building Productsの元CEO)、Transcend Partners、Branagh Construction、Ken Lang氏、Klingenstein Fields、Westview PE Fundが参加した。

Acelabの創業者兼CEOであるVardhan Mehta氏によると、同社は、建築家向けのインテリジェントな建築資材検索プラットフォームを提供するために、この調達ラウンドで得た資金を使用して、さらなるプラットフォーム開発を行っていく予定であるとのことだ。

同社は、建築家から情報を収集し、当社独自のデータベースと照合し、使いやすいインターフェースを通じて、建築家が必要な建築資材を検索し、見つけることができるようになっている。

Acelabの検索エンジンは、同社のMLエンジンを搭載しており、建築家からすべての関連情報を収集し、当社独自のデータベースと照合し、使いやすいインターフェースを通じて最も適合性の高いものを返す。Acelabは、建築家の調査時間を削減し、実際の設計やクライアントやメーカーとのコミュニケーションに集中できるようにするために構築されたものであり、現在8,000を超える建築事務所に利用されている。

Acelabは、住宅建築と商業建築の両方をサポートしている。同社は、製品ロードマップにある大きなチケットアイテムのひとつとして、ユーザが製品を直接購入できるようにすることを検討している。

Acelabはまた、データチームを雇って、手作業で建築メーカーのWebサイトを調査し、それに応じて製品情報を更新している。同社は、建築プロジェクトに関連するすべての製品情報がすでに含まれた仕様書を自動的に作成する新しいジェネレーティブAI機能の追加も検討しているようだ。

結論として、Acelabは、建築エコシステム全体が必要な製品を見つけられるよう支援することで、予算と納期を守ってプロジェクトを進めることができるようになっている。同社は、今後も建築家がより良いソリューションを提供できるよう、プラットフォーム開発を続けていく予定である。