攻撃対象領域管理プラットフォームIonixが$2700万ドルのシリーズAラウンドにさらに$1500万ドルを追加

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攻撃対象領域管理プラットフォームIonixが$2700万ドルのシリーズAラウンドにさらに$1500万ドルを追加

uniqorns編集チーム 2024.02.06

攻撃対象領域管理プラットフォーム Ionix(イオニックス)は、企業がオンプレミス、クラウド、第三者プラットフォームおよびサービスを含めたセキュリティのポストレポートとソフトウェアのサプライチェーンの全体像を把握することで、攻撃面を削減するお手伝いをしている。同社は本日、既に発表されたシリーズAラウンドの2700万ドルにさらに1500万ドルを追加したと発表した。

この新しい資金調達は、新たな投資家であるMaor Investmentsからのもので、既存の投資家であるHyperwise Ventures、Team8、U.S. Venture Partners(USVP)も参加している。これにより、同社の総資金調達額は5030万ドルに達した。

企業がますます多くの第三者サービスとツールに依存する中、サプライチェーン攻撃は深刻な問題となっている。Ionixは、顧客に企業の攻撃面を理解し、管理するための統一プラットフォームを提供することを約束している。ここでのキーポイントは、企業のファイアウォールの外側に多くの攻撃面が存在するということである。既存のツールは、企業が直接制御するネットワークを防御するのにはうまく機能するかもしれないが、それ以外の脅威に対しては十分な保護を提供することはない。

もちろん、攻撃面管理は新しい分野でははない。さまざまなスタートアップや既存企業が同様のサービスを提供しており、例えばやも競合している。Ionixは、自社のサービスが競合他社よりもはるかに広範な視点を提供していると主張している。これらのツールのすべての中核には、企業の従業員が使用しているツールのインベントリを作成することによって攻撃面を正確にマッピングする能力がある(これはITおよびセキュリティチームが常に把握しているわけではない)。

Ionixによれば、他のツールと比較して、同社の顧客は50%以上のアセットを発見している。この情報に基づいて、Ionixのようなサービスは、ITおよびセキュリティチームが悪用のリスクを優先し、セキュリティの状況を改善するのに役立つことができる。

現在、Ionixの顧客には、Lexmark、Warner Music Group、Infosys、多国籍電力会社E.ONなどの企業が含まれている。