株式会社アクセルラボ、石田克史氏らから3.9億円の資金調達を遂行——シリーズB累計調達額は12.7億円に
uniqorns編集チーム 2023.07.26
東京・新宿を拠点とする株式会社アクセルラボ(以下、「アクセルラボ」)は26日、シリーズBラウンドにおける最近のラウンドで約3.9億円を調達したと発表した。ジャパンエレベーターサービスホールディングス株式会社の代表取締役会長兼社長である石田克史氏を引受先としたこのラウンドは、これまでに行われたシリーズBラウンドに続くものである。今回のラウンドにより、シリーズBの累計調達額は12.7億円に達した。
アクセルラボは、スマートホームサービス「SpaceCore」を提供し、IoTエンジン「alie+」の企画、開発、運用を通じて、主に住宅領域に特化したIoTを軸としたサービスを提供する企業である。また、同社は各種IoTデバイスの調達や導入時における設置・工事等を含む一連のIoTサービスを提供している。
IoTを活用したサービスには、通常、多くのソフトウェアとデバイスの調達が必要である。このため、資金調達は、現在進行中のプロジェクトを含む新機能の開発資金、IoTデバイスの安定供給のためのデバイス調達資金、ユーザーサポート体制の強化や新規採用に関連する運転資金の確保を目指して行われた。これにより、IoTデバイスの調達や設置、工事等を含む一連のIoTサービスをスムーズに提供できる体制が整備される見通しだ。
アクセルラボは、これまでにシリーズAラウンドで25.5億円の資金調達を行い、シリーズBラウンドを合わせると、累計で約38.2億円の資金調達を遂行してきた。この度、シリーズBラウンドでは、今後の事業拡大に必要な資金を確保したことから、本ラウンドをクローズすることとなった。