株式会社アルファコード、日本テレビ放送網株式会社と株式会社WOWOWを含む業界との資本業務提携を通じて総額16億円を調達――空間コンピューティングを視野に入れた新規コンテンツプラットフォーム「Blinky」の拡大を図る
uniqorns編集チーム 2023.07.06
3D実写映像に基づくVR/XRコンテンツ配信プラットフォーム事業を展開する東京都文京区に拠点を置く株式会社アルファコード(以下、アルファコード)は、本日明らかにした新たなラウンドにより、日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)や株式会社WOWOW(以下、WOWOW)などを引き受け先とする第三者割当増資で、16億円超の資金を調達した。これにより、空間コンピューティングを視野に入れた新たなコンテンツプラットフォーム「Blinky」の展開を加速する。
アルファコードは、CEOの水野 拓宏氏を中心に2015年の設立以来、「空間プラットフォームの世界一」を目指し、多くのVR/XR技術を利用したアプリケーション開発やプラットフォームの開発・運営、コンテンツの制作・配信を手掛けてきた。そのビジョンの一環として、スクリーンの枠を超えて空間コンピューティングされた世界で、高精細な3D実写と3DCGの高度な融合による、リアルに迫るあるいは人々の想像をも超える体験「イマーシブ・エクスペリエンス(没入型体験)」を提供するプラットフォーム「Blinky」の創造を目指している。
ここで描かれている未来の映像は、映画が誕生してから132年経つ現在、人々が平面的な映像を視聴するだけでなく、視聴形態に変化が訪れるときこそ、真の「メタバースの到来」であり、映像は情報から体験へと進化するものとアルファコードは捉えている。
アルファコードは、今後、国内最大級のメディアカンパニーである日本テレビや世界中のエンターテインメントを放送・配信するWOWOWとの協業により、芸術からスポーツまであらゆる領域でのイマーシブ・エクスペリエンス・コンテンツの制作を進め、これらを「Blinky」を通じて配信する計画である。また、今回の資本業務提携を機に、日本テレビと共に3D実写と3DCGを組み合わせた没入型体験の企画・制作に特化した合弁会社の設立も進めている。
さらに、アルファコードは、一般のゲームユーザーに対して、世界中で愛される「日本発のプラットフォーム」の実現を目指しながら、VR/XR技術の一般化を通じて、人々の生活をより豊かにする挑戦を続ける。
物理空間における時間、距離、コスト、危険性といった制約条件を克服し、VR/XRでしか体験できないような新たな体験を創り出し、それを「Blinky」を通じて配信することで、人々の日々の生活をより豊かにするというのが、アルファコードの提供するプラットフォーム「Blinky」の最終目標である。